菌ちゃん農法による野菜づくり
ミヤコネファームが取り入れている「菌ちゃん農法」は、落ち葉や枯草などの有機物を畑に重ねて微生物の力を引き出す栽培方法です。元々長崎県の吉田俊道さんが提唱したもので、土の中の糸状菌などが有機物を分解しながら根に栄養と水分を届けます。肥料や農薬を使わず、土の微生物と共に育てるため、自然環境に優しく、土壌の団粒構造が育つといわれています。これにより作物本来の力を引き出し、健康な野菜づくりを目指しています。
落ち葉を使う理由と効果
菌ちゃん農法では、落ち葉・枯草・木質有機物を畑に積み重ねることで、微生物が増えやすい環境を作ります。これらが分解される過程で、糸状菌などの微生物がネットワークを形成し、根に栄養や水分を届ける役割を担います。結果として肥料や農薬に頼らずに野菜が育つ力を引き出し、土そのものが元気になることを大切にしています。
肥料・水・薬に頼らない栽培
ミヤコネファームでは、野菜を育てるために肥料や農薬を使用していません。また、必要以上に水を与えることもしません。これは、植物が自ら根を深く張り、環境に適応する力を育てるためです。微生物が活発な土では、根が必要な養分や水分を自然に受け取ることができると考えています。手を加えすぎないことで、野菜が丈夫に育ち、畑全体のバランスも保たれていきます。
畑を休ませず、土を活性化させる工夫
畑の「間」をできるだけ空けないようにしているのも、ミヤコネファームのこだわりの一つ。作物を育て続けることで、土の中の微生物が常に活動し、土壌の状態が安定すると考えているためです。作物や季節に応じて畑を使い分けながら、無理のない形で栽培を続けています。畑を長く使い続けるためには、作物だけでなく、土の状態を保つことが大切だと考えています。
収穫祭で畑と野菜にふれる体験
ミヤコネファームでは、育った野菜をより身近に感じてもらうため、季節ごとに収穫祭を開催しています。じゃがいもやさつまいもの芋掘り体験など、実際に畑に入り、土に触れながら収穫を行います。野菜がどのように育ち、どんな環境で実るのかを知ってもらうことも大切にしています。食べるだけでなく、育つ過程を体験することで、畑や食への関心を深めていただけたらと考えています。



